陸・海・空

陸・海・空


公開日
2019年4月3日
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協調して動作する中で、微妙な動作の間違いを引き出し、相互に笑いを楽しむゲームです。さされた時の緊張と懸命さと見ている人の余裕の対比がおもしろい。

あそぶ人数
あそぶ人数
9人から
使う時間
使う時間
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進め方

❶支援者は参加者を3人組にしたあと、次の3種類の動作を伝えます。
 ◦「ゾウ」3人組の真ん中の人は、片方の手でお尻の後ろに尻尾をつくり、上半身を前方に倒して、もう片方の手を左右に振り、ゾウの鼻をつくります。右隣の人は、右手を頭に当てて手で三角形をつくり、これがゾウの右耳になります。左隣の人は同様に左手を使ってゾウの左耳を作ります。耳はうちわであおぐように振ります。3人は、同時にゾウの鳴き声「パオーン、パオーン」を繰り返します。
 ◦「クジラ」真ん中の人は頭の上で手を合わせてから広げるように動作し、クジラが潮を吹く様子を表現します。両隣の人は真ん中の人に体を向けて両手を左右に広げ揺れるようにしながら波を表現します。両側の人は波の音「ザブーン、ザブーン」を、真ん中の人は「シュワー、シュワー」と潮を吹く音を繰り返します。
 ◦「飛行機」真ん中の人は片足を一歩前に踏み出しながら、両手を体の前で交差させてプロペラをつくります。右側の人は右足を斜め右に出しながら、右手を斜め上に出して翼をつくります。左側の人も同様に左足と左手を出して翼をつくります。3人とも動作と同時に「シュワッチ!」と発声します。
❷以上のポーズをポジションを変えながら練習します。練習が終わったら、3人組は解散し、全員で円形になります。支援者は円内を回りながら、指し棒を使って誰かを指し、同時に3種類の動作のうちいずれかをコールします。例えば、「クジラ!」のように。
❸指された人が中央の役になり、両隣の人とともに指定された動作を3人で同時に表現します。動作を間違えたり、自分の出番でないのに動作をしたりするとアウトになり3人ともその場に座ります。途中、歯の抜けたように座り始めたところで次の説明をします。
❹途中で、アウトになった人はいないと思い、さされた人の右か左かになっていれば、ポーズを取ることを説明します(ここがポイントです)。
❺次々と失敗した人を座らせていき、最後まで残った人を讃えて終了します。

ポイント

◎動作の習得を十分に
◦ゾウ、クジラ、飛行機の3パターンを3人で行うと、9つの動きが必要になります。この動きを瞬時に出来るよう、3人組で十分に練習を行います。
◎失敗を笑える雰囲気づくり
◦ポーズに失敗したとき、失敗した人も楽しく笑える雰囲気をつくることがポイント。ポーズにコメントを入れたり、間違った動きを楽しんだりしましょう。
◦はじめのうちは厳格に間違いを指摘して、アウトにするよりも「今のはよいでしょう。次はダメですよ」的に展開して、動作をすることになれて来たら厳格にアウトにしていきましょう。
◎古典的な素材にアレンジ
◦うさぎ(ピョンピョン)、うし(モーモー)、犬(ワンワン)でも可能ですが、陸海空の大きなものという意味で展開した方がよいでしょう。
 〈類似ゲーム〉
 ジラフアンドエラファントゲーム
 ◦アメリカの遊びに「ジラフアンドエラファント」という遊びがあります。日本の遊びは3人の連帯責任でアウトになりますが、この遊びは間違った人だけがアウトになります。一割程度の人が指す役で始めるとよいでしょう。50人いる場合は5人が指す人です。失敗した人が指す人と入れ替わっていきます。それにより指示を出す人が次々と交代します。最後まで間違わなかった人が称賛されるという展開です。
 ◦ジラフのポーズ:キリンを3人で表現します。中央の人は両手を上にあげて人差し指を出し、両側の人は片膝をつけて両手で中央の人の胴体を支えます。片膝をつけるのは右側の人は右膝・左側の人は左膝となります。
 ◦エラファントのポーズ:象を3人で表現します。中央の人は両手を重ねて、鼻につけます。そして、左右の人は内側の手で中央の人の耳に手を当て、ゾウの耳を表現します。
 ◦この2つのポーズを陸海空のように練習して、指す人を一割程度決めます。
 ◦指す人は、誰でもよいので「ゾウ」か「キリン」と言いながら指します。
 ◦指された人が中央のポーズをとります。
 ◦ポーズを間違えたり、とっさに動けなかった人はアウトになり指す人と交代します(アウトの判定は指す人が行います)。
 ◦このように次々と交代をしていき、会場が「ゾウ」と「キリン」で一杯になります。多くの人が表現をしているので抵抗なく展開できます。また、間違った人だけが交代していくとともに、指す人の指示により動作が重なる場合も出て会場は大騒ぎとなります。

参加者への配慮

○子ども
 対象年齢によって、テーマを「動物」「昆虫」「食べ物」等バラエティを持たせる。幼児の場合は、「僕の大好きな遊園地」「今度は何に乗ろうかな?」の歌に合わせることも楽しい(陸:ジェットコースター海:潜水艦 空:アンパンマン等)。
 アウトという判断をすることが難しい子がいます。支援者は、それを見逃さないように支援しましょう。そばについているだけで十分に対応することができると思います。
 普及している展開で、陸の動物で「カンガルー」というポーズもあります。
 中央の人-両手で腹の前で円をつくる(カンガルーのふくろ)
 右の人-右手を耳の横に当て(カンガルーの右耳)、両足でピョンピョンその場でジャンプする
 左の人-左手を耳の横に当て(カンガルーの左耳)、両足でピョンピョンその場でジャンプする
 「ピョンピョン」と飛びながら声を出すことが楽しくなります。
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