十五夜さんのもちつき

十五夜さんのもちつき


公開日
2019年3月27日
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全員が一緒に声を出して動作をすること(つまり呼吸を合わせること)による一体感、最後まで達成したときの喜び、また相手の手の間をぬうように手をたたくときのスリル、そして相手とのスキンシップが楽しめるゲーム

あそぶ人数
あそぶ人数
制限なし
使う時間
使う時間
30

進め方

❶歌詞を手拍子に合わせて練習します。
 (歌詞)
 a)十五夜さんのもちつきは
  トーン トーン トッテッタ ×2 トッテッ トッテッ トッテッタ
 b)*こねた *こねた *こね *こね *こねた
 c)*ついた *ついた *つい *つい *ついた
 d)シャーン シャーン シャン シャン シャン ×2
 e)トッテ トッテ トッテッタ  ※)*の部分は手拍子
❷2人でもちつきの「つき手」役と「こね手」役を決めます。「つき手」はテンポが狂わないように、終始上下に手が重なるような手拍手(2拍子)を続けます。「こね手」は、歌詞に合わせて以下の動きを行います(a〜dまでは、上下に手が重なる手拍子、eは、左右に手が重なる手拍子)。
 〈「こね手」の動き〉
a) 十五夜さんのもちつきは、トーン・トーン・トッテッタトッテッ・トッテッ・トッテッタつき手に合わせて手拍子を打ちますが、「テッ」のところだけ、つき手の手のひらをすばやくたたき、「タ」で自分の手のひらを
b) *こねた *こねた *こね *こね *こねたまず*で自分の手のひらを1回たたき、「こね」でつき手の手のひらの上をグーでこねるようにします。「た」で拍手をします。以下同様に「こね」のところだけ繰り返します。*は音楽で言う休止符です。
c) *ついた *ついた *つい *つい *ついたbと同様に、*で自分の手のひらを1回たたきます。そして、「つい」でつき手の手のひらをたたきます。「た」は、自分の手のひらを1回たたきます。
d) シャーン・シャーン・シャン・シャン・シャン(2回繰り返す)「シャーン・シャーン」でつき手の左側で2回手をたたき、「シャン・シャン・シャン」で3回手をたたきながら、相手の手のひらの間をすりぬけるように右へ移動します。そして、右からも同様に繰り返します。
e) トッテ・トッテ・トッテッタ相手の手の下(トッ)・中(テ)・上(トッ)・中(テ)・下(トッ)・中(テッ)・上(タ)の順に手をたたき、こね手の動作は終わります。

ポイント

◎リズム(呼吸)を合わせる(パートナーとの一体感)
◦歌の練習を(つき手の手拍子を交えながら)十分に行いましょう。
◦最初の「十五夜さんのもちつきは」で4回手をたたきながらテンポを確認します。
◦「*」の休止符がポイント。これは、次にくる「こねた」や「ついた」に力を入れるための、気合いを入れる間です。
◦だんだん早くならないように注意が必要。
◎動きを分割して習得
◦最初に手本を見せて完成形を披露し、チャレンジ精神を高めます(披露する人は事前に十分練習を行います)。また、両手のかわりに右手と左手の親指と人さし指を使い、一人二役で演じると見ている人に驚きが生まれます。驚きの演出:2人が手本を見せる時、2人とも目隠しをして行うことができます。見ている人たちはどんなに練習したのかとびっくりします。実は目隠しをすると相手の手の動きにつられないので簡単です。
◦練習の流れ:つき手の練習→こね手の練習→2人組で挑戦→2人組でつき手とこね手を交替。最後のシャーン・シャーン・シャン・シャン・シャンとトッテッ・トッテッ・トッテッタが一番難しいので、2人で息を合わせながら練習を行います。
◦つき手は簡単そうで、こね手に合わせるのが意外に困難です。自分の手のひらを1回たたき、上に上がった手を一拍おいてためている間に、こね手に手のひらをたたいてもらうと、やりやすくなります。
◎緊張感からの解放を楽しむ
◦2~3回と繰り返して行うにつれ、徐々にペースを速めていくと、リズムを合わせようとするために緊張感が高まり、更に動作のミスによる自然な歓声が沸いてきます。
◦最後まで出来たときの達成感もひとしおです。自然と歓声が沸きます。
◎ゲームを楽しませるためのコツ
◦全員で楽しんだり、代表で何組か行い賞賛したりすると、やる側のモチベーションも高まり、観客側も自然と応援するようになります。
◦最後にジャンケンをして勝ったものがつき手になり、負けたものがこね手になるという展開で続けることもできます。
 〈難易度を下げた練習例〉
 ①2人組になり、お互いの左手の手のひらを上にして重ねます。
 ②重ねた左手(上にある手の手のひら)を、お互いの右手で餅つきの要領でぺったんぺったんと交互につきます(たたきます)。
 ③どれだけ速く続けることができるかを楽しむようにしましょう。
 ④さらに工夫して、お餅になるもの(消しゴム、ハンカチ等)を用いても楽しめます。左手にお餅を置いて1人がお餅を取ったら、もう1人はぺったんとつき、続いて先ほどお餅を取った人が左手にお餅を戻し、もう1人が取る…というようにくり返します。

参加者への配慮

・実際の餅つき会などに併せて、事前の雰囲気づくりを楽しみます。「さあ、十五夜さんのもちつきが始まるよ! せーの」等の雰囲気づくりを大切にしましょう。
・季節や場所によって「○○のもちつき」(結婚式のもちつき)など、名称を変えて行うと身近に感じられます。
○高齢者
 上肢を大きく動かしながら歌を歌うことにより、脳トレ+体操になることを伝えると、集中力が高まります。
 1回で成功しようとせず、繰り返すことで達成感が生まれます(2ヶ月以上かけて出来るようになったデイサービスもあります)。
 つき手、こね手のこね手は、地方によって呼び方が変わる場合があります。文化の継承としても役立つゲーム(回想法の活用)です。
 片麻痺がある場合は、臼を太ももにして展開するなど工夫しましょう。
○子ども
 分割して丁寧に練習しましょう。上手に出来ている子に披露してもらったりして、競争する楽しさやチャレンジ精神を高めましょう。
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