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室内あそび~子ども向け
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竹返し

竹返し


公開日
2000年1月1日
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竹片を操って、お手玉のよせ玉のように遊びます。単純素朴な遊びですが、根気と微妙な手指の動きが必要です。運動感覚の訓練に取り入れてみてはいかがですか。

あそぶ人数
あそぶ人数
制限なし
使う時間
使う時間
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遊び方

竹返し(1-4)

竹返し(1-2)

竹返し(1-3)


アレンジ

●全部表で並べられたら、徐々に本数を増やしていく
●落とす向きを表か裏かを宣言してから行ってもよい
●1本ずつ落とせたら、2回目は2本、3回目は3本と本数を増やしていく

作り方

竹返し(3-1)

竹返しの歴史

地方によっても名称が違い、きり遊び(青森)」、「六歌仙(福島)」、「はったん返し(愛媛)」、「七つ竹(京都)」、「竹なんご(新潟)」などと言うそうです。「日本玩具集解説 (武田真著 1971年)によれば、「古く奈良朝の頃にもすでに行われ」とあります。 江戸の中期以前には「げへ」とか「つき」と言われていました。
  この遊びは、江戸時代を下るにつれて「竹返し」と呼ぱれるようになり、全国各地に広まっていきます。どこにでもある竹を使い、作り方も簡単。勝ち負けを争うおもしろさも あって、子どもたちの遊びとして定着しました。
『日本児童遊戯集』(大田才次郎編 1901年)によれば、子どもたちは自分で作った皮付きの竹を6本くらい使って遊んだそうです。明治後期に入ると、駄菓子屋や縁日の露店などで、五色に彩色されたものが売られ、この遊びは昭和初期まで見られました。 その頃ドイツのドレスデンで行われた万国衛生博覧会(1901年)に、日本の代表的なお もちゃ78種が出品され、竹返しもそのうちの1つとして紹介されました。

参考資料



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