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室内あそび~シニア向け
介護予防/認知症予防
クラフト/塗り絵
グー・パー

グー・パー


公開日
2020年3月28日
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簡単にできるようで、なかなか難しく、間違ったところに楽しさが生まれるゲーム。
頭では理解していても、思うようにできないので思わず笑い出してしまいます。

あそぶ人数
あそぶ人数
制限なし
使う時間
使う時間
5

進め方

①全員、右手を前に出し、手のひらを開きます(パー)。左手は胸の前のあたりで握ります(グー)。

②支援者の掛け声にあわせて、右手と左手を入れ替えます(右手を胸の前で握り、左手を前に出して開く)。「セーノ」の掛け声で、一斉に「ヨイショ」の発声と同時に左右を入れ替えます。

③この動作を連続して繰り返します。支援者の「セーノ」の掛け声で、「ヨイショ(入れ替え)、ヨイショ(入れ替え)、ヨイショ(入れ替え)・・・」と行います。

④次に今までと反対の動作を連続して行います。前に出す手はグー、胸の前はパーで行います。「やってみましょう。行きますよ」、「セーノ」と声をかけて、入れ替えると、前に出した手がパーになったり、お腹の方の手がグーになったりします。

⑤右手と左手を入れ替える際、拍手を加えるとより難易度が上がります。最初は拍手を1回して、手を入れ替えます。次は拍手を2回して、手を入れ替えます。3回、4回と拍手の数を増やしていきましょう。間違わずに7回拍手して、手の交換ができたら運動神経抜群です。

ポイント

◎意欲を持たせる声かけや説明でモチベーションを高めます。
導入→展開→整理(終了)の流れの中で、チャレンジしようとする意欲を高める声かけが大切です。
〈導入〉 簡単な操作の真似からスタートし、緊張を和らげます。
〈展開〉 難易度を徐々に上げる、「これが出来たら40代、30代」など挑戦する意欲を高める言葉がけがポイント。
〈整理〉 意外と難しいことに気づかせます。チャレンジしていくことが脳の活性化につながることを補足。

◎出す手がポイント
出す手に意識を持たせます。例:「ヨイショ」の代わりに出す手の声出しを、「セーノ、グー・グー・グー」など。グーパーだけでなく、指1本、2本、3本を、グー・チョキ・パーとして楽しむこともできます。

◎参加者の状況把握に活用
集団の雰囲気を観察できます。ゲームを通して、レベルや参加者の体調・元気の良さやノリの良さなどを測ることが出来ます。ゲームの最初の方に行うのがオススメ。
〈展開例〉簡単な手あそび→グーパー→協調グーパー→どじょうつかみ(キャッチ)→リズム膝たたき…

参加者への配慮

右手左手にこだわらず、やりやすい方を前に出してもらいましょう(左右どちらでもよい。利き手が前に出る)。

前に出している手をコールさせて、確認しながら行うと上達が早まります。

高齢者に実施する場合、配慮として、最後は間違いにくい「パー」で終わると達成感が出ます。
又、「ウサギととカメ」の曲に合わせるとか、子供の場合は「アップテンポ」の曲につけると一体感が高まります。


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