自分だけの大切な名前をデザインするので、思いのこもった作品になります。
つくり方は簡単で、材料費も安く、短時間で完成するので、
複数の作品づくりに取り組んでアイデアを膨らませたり、技術を高めたりすることができます。

【準備するもの】
プラスチック板、台紙用の画用紙または厚紙、アルミホイル、下絵用の画用紙

【使う道具】
プラスチック板に書けるマーカー、セロハンテープ、下絵を描く鉛筆、消しゴム
※マーカーは油性マーカー（乾きと接着が良い）、水性マーカー（消してやり直しができる）どちらでも構いません。

(1) プラスチック板と同サイズの画用紙に下絵を描く。
名前は袋文字でかっこよくデザインする。

(2) 下絵の上にプラスチック板を置き、セロハンテープで固定する。
下絵の線を黒いマーカーでなぞる。

(3) なぞり終わったら、プラスチック板を下絵からはがす。
この時、セロハンテープがプラスチック板に残らないようにする。

(4) プラスチック板にマーカーで色をつける。

(5) 接着剤が乾くまで皿の縁を洗濯バサミなどで留めておく。

(6) アルミホイルを貼った台紙の上にプラスチック板を置き、セロハンテープでとめる。

(7) 最後に立ててもずれないか確認して、イメージ通りにキラキラ輝いていたら完成！

＜袋文字のつくり方＞

(1) 鉛筆でまずアルファベットを書く。
(2) その文字の外側に一定間隔をあけて線を引く。
(3) 始めに鉛筆で書いたアルファベットの文字を消しゴムで消す。

(1) まずは指導者の作品を披露しよう
始める前にいくつか完成見本を見せると、「おぉ！やってみたい！」というモチベーションが高まります。どんな作品をつくりたいか意見を聞いてみるとアイデアが膨らみます。


(2) 文字を大きく描くように声かけを
デザインの主役は「名前」なので、文字を最初に描いてもらうようにしましょう。文字が小さいと読みにくく、色を塗るのも難しくなってしまいます。星やハートなどの装飾は余白に入れるように指導してください。

(3) 出来上がったら、見せ合おう
完成した作品は、ホワイトボードなどに磁石で貼り付けて、展覧会のようにズラッと並べてみましょう。子どもたちからすごいと思った作品やアイデアなどを聞いて、みんなと共有しましょう。