空気の力を借りて、ビニール袋が大きく膨らんで直立する。
その意外性が子どもたちの心に刺さります！
出現すると同時に、音が出るのも楽しさを膨らませてくれます。
小学校低学年でも安全に製作できる、単純で楽しい工作なので、ものづくりへの興味関心を高めることができます。

【準備するもの】
45ℓのビニール袋、ビニールホース（125cm）

【使う道具】
油性マーカー、セロハンテープ、はさみ

(1) ビニール袋の閉じている方を上にして、マーカーで好きな絵を描く。

(2) 同様にビニール袋の後ろ側にもマーカーで絵を描く。

(3) ビニール袋の縁より少し短い長さでビニールホースを切る。
※45ℓのビニール袋は横65cmなので倍より少し短い125cmで切る。

(4) ビニールホースの先端部分に約4cmの切り込みを入れて端を重ねる。

(5) ビニールホースの細くした先端部分を反対側の穴に差し込み、しっかりセロハンテープで留める。ビニールホースがねじれないように注意。

(6) ビニールホースにビニール袋の縁をセロハンテープで貼っていく。

(7) 内側からビニール袋を引き出し、表と裏をひっくり返す。
※この方が空気の漏れが少ない。

ビニールホースとビニール袋をセロハンテープでつなぐ際は、袋の縁をホースの外側に合わせて貼っていくことがポイント。袋の縁で留めないと、真っ直ぐに立ち上がらない原因になります。うまくできると、長時間立った状態を保てます。

(8) ビニール袋を簡単にたたんで上に放り投げた時に、膨らんで、床にポン！と音を立ててビニール袋の本体が立てば完成！

正解はなし！自分が気に入ればOK！

袋の上部を切って、空気が抜けないようにセロハンテープで塞ぐと、違った形を楽しむことができます。

とにかく投げて、みんなで見せ合いっこ！

完成後は作品に名前をつけて、ずらりと並べて鑑賞会をしましょう。工夫したところ、取り付けに苦労したところなども共有できます。