日本レクリエーション協会は、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック開催期間中、現地に設置された「Tokyo2020 JAPAN HOUSE」のスポーツ庁ブースで、外国人向けにスポーツ・レクリエーション活動の楽しさや魅力を発信する活動を行いました。今回は、すべての参加者にスポーツ・レクリエーション活動を楽しんでもらうためのアレンジの仕方、参加者の声を聞き、活動を評価することの大切さについてご紹介します！

参加者に応じて、スポーツ・レクリエーション活動をアレンジしよう！

チーム分けやランキング表示で活動をより一層盛り上げる！

　体験コーナーの来場者の多くは、家族やカップルで参加しますが、グループ対抗で優劣を競って楽しむ「対戦型」の種目では、あえて他の人とグループを作って参加してもらうことで、参加者同⼠の交流も深まり、より⼀層盛り上がります。

対戦型種目のグループ分けの演出例

　また、回数や距離等を数値化・可視化して優劣を競う「記録に挑戦型」の種目は、スクリーンなどを活用し、順位と挑戦者名、記録をランキング表示すると、参加者のやる気を引き出すことができます。その際、記録の更新が起こりやすいようにするために、⽼若男⼥でクラス分けをしたり、⼀定時間が過ぎたら記録をリセットするのも効果的です。

ブラジルでもランキング表を活用しました

参加者の声を取り入れ、活動をより良いものへ！

　実際にスポーツ・レクリエーション活動を体験した参加者に、活動内容を振り返ってもらい、どんなことが楽しかったか、こうするともっと楽しくなるのではないか…など、率直な感想をもらうには、アンケートをとることが有効な⼿段です。

　また、参加者数を性別・年代別にカウントすることで、どういった方が楽しんでいるのかをより詳しく分析することができます。ブース運営をより良いものにしていくためにも、活動を評価する視点を取り⼊れましょう。

ブラジルでは、誰もが気軽にアンケート記入に応じてくれました

参考資料

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