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室内あそび~シニア向け
介護予防/認知症予防
クラフト/塗り絵
2拍子・3拍子

2拍子・3拍子


公開日
2020年3月1日
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両手が上手く連動しない左右非対称の困難さや、歌による一体感と、完成したときの達成感を楽しみます。

あそぶ人数
あそぶ人数
1人から
使う時間
使う時間
5

動画

進め方

①まず2拍子の歌を歌いながら、どちらか一方の手を上下に振る動作をする。

②次に3拍子の歌を歌いながら、反対側の手を使って三角形をつくるように動かす。
2拍子・3拍子(1-1)


③「さあ、今後は左右一緒に動かしてみましょう」などと声をかけ、ゆっくりと練習します。数字をカウントしながら行うと6拍目で両手がピタリと合うことになる。

④何度か練習したあと、みんなで歌いながら一斉に動作をしてみましょう。歌は3拍子(例:ふるさと、ぞうさん)の曲を使います。

楽しさ・ステップアップのポイント

◎分割した練習方法(2拍子・3拍子)
①2拍子の練習(♪ウサギとカメ、浦島太郎等)では、「イチ・二、イチ・ニ」の掛け声と共に練習し、慣れてきたら曲に合わせて練習します。

②3拍子の練習(♪ゾウさん、ふるさと等)では、「イチ・二・サン」の掛け声で練習し、慣れてきたら曲に合わせて練習。3拍子の1拍目は垂直に下ろし直角三角形をイメージで行います。

③2拍子と3拍子左右で一緒に動かします。全体の歌は3拍子で行います。

◎困難さを楽しむ
・頭で考えたことがなかなかできないことを楽しみます。・出来ないことを楽しめる雰囲気づくりを行いましょう。・同調現象が起きるぐらい練習し、一体感を高めます。・左右の手の動きを6カウントで手が上であったら、次の展開は手を変えて行います。・支援者の合図「手を変えて」で、6・12・18カウントで左右の手を変えると変化が出て面白くなります。

◎2人で楽しむ
・同じように2人で並び、内側の手を繋ぎます。繋いだ手は2拍子で、上下に動かします。それぞれ右手と左手は3拍子で、動かします。
・2人で向かい合い、手を繋ぎます。互いに右手で、2拍子と3拍子を担当します。左手は相手の動きに合わせて動きます。
2拍子・3拍子(2-1)

効果・意欲を高める言葉がけ

*「指揮者になったつもりで、やってみましょう!「簡単そうに見えますが、左右を違う形で動かすのは想像以上に難しいです」「子供の頃、初めて何かに挑戦したことを思い出しながらやってみましょう」。最初は皆できないので、すぐにできなくても問題ありません。

*左右が入れ替わる時の困難さを体験しましょう。しばらく練習すればコツがつかめます。

*左右異なる動きが円滑にできるようになると脳が活性化し、認知機能向上にもつながります。

参加者への配慮

◎高齢者
体操の代わりに、毎日このゲームを実施することで、リハビリ効果や脳の活性化につながります。できる限り大きな動きが上肢の体操にもつながります(日常的な少ない動き)。足ぶみ(2拍子)を行いながら、2拍子3拍子を行うこともできます。

◎子ども
このような動きを日常生活で行うことはないので、子どもたちは楽しんで行います。集会ゲーム等で「誰が一番上手にできるかな?指揮者になってみよう」と上達を競うこともできます。2拍子、3拍子共に少しアップテンポな曲がメリハリがきいてダイナミックな動きにつながります。

参考資料

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