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相手の心、場の空気を読んで楽しむ協力ゲーム『ナンバー・カウント』

相手の心、場の空気を読んで楽しむ協力ゲーム『ナンバー・カウント』


公開日
2024年1月9日
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夏にさしかかりクラスの雰囲気がまとまってきたところで、クラス全体のコミュニケーションを促進する、アイスブレーキング・モデル「交流段階」のレクリエーションをご紹介します。話したことがなかったクラスメイトとも自然と話ができる状況がつくれるのでおすすめです。

あそぶ人数
あそぶ人数
4人から
使う時間
使う時間
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ねらい

沈黙の中、いつ言えばいいのか。失敗を繰り返しながらも、うまくいった時の達成感、最後の数までたどり着いた時の連帯感を味わえます。

やり方

相手の心、場の空気を読んで楽しむ協力ゲーム『ナンバー・カウント』(2-1)


(1)お互いの声が聞こえる位置に集まり、背中を丸めて座り、全員が目を閉じます。

(2)適当に思いついた人から「1!」とコールします。

(3)以後、思いついた人が「2!」「3!」と続けます。同じ人が続けて番号をコールすることはできません。複数の人が同時に同じ数字を言ってしまったら、1からやり直しとなります。

(4)グループの目標の数まで言えたら見事成功です。目標の数は児童たちで決めてもらいますが、1グループの人数は4人から10人程度が目安。カウントする数は人数の数以上に設定すると達成感が高まります。

こんな風に進めよう!(1)

【心を落ち着けて相手を感じる時間をつくろう】
中には目を開けたり、おしゃべりをしたりする児童もいますが、そんな時は強く注意をせずに、「みんな目を閉じて、心を静かにしてみよう」などと働きかけると、落ち着いた気持ちでゲームに入ることができます。

こんな風に進めよう!(2)

【最初は少ない数を目標にしよう】
実際にやってみると、意外とコールがかぶってしまいます。最初から目標の数を多く設定すると、諦めがちになってしまいますので、児童たちが目標の数を相談しているときに、最初は数を低めに設定するように導きましょう。

やってしまいがちな失敗

【成功したグループを全員の前で褒めてしまう】
成功したグループがいると、全員の前で称賛してしまいがちですが、失敗が続いているグループのやる気をそいでしまうこともあります。成功したグループには、個別に対応し、「『7』までいったのはすごいね!もう少し多い数に挑戦してみる?」などと働きかけるようにしましょう。


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