①教師が前に立ち、子どもは前向きに座ります
②「ダルマさん」という言葉が付いた時だけ言われた動作をするように伝えます
③「ダルマさん、右手をあげてください」「ダルマさん、左手もあげてください」など、２～３回行ってみます
④「ダルマさん」を言わずに「右手をおろしてください」などと言い、「ダルマさん」が付かないときは動作してはいけないことを確認します
⑤「ダルマさん」を付けたり、付けなかったりして間違いを誘います

教師の言葉に集中して耳を傾けることを促すことができ、間違わずに動作するぞという意欲を引き出すとともに、「ダルマさん」が付かなかった時に思わず動作してしまった間違いも楽しめるゲームです。
最初はひっかけを多用せず、教師の指示に従って一緒に動作することを揃えておくことで、ひっかけを楽しむことができます。
慣れてきたら、動作や発声をテンポよく調子よく行うことで、間違いを誘います。

このゲームはほかの人につられて自分もひっかかってしまうことも楽しめるおもしろさがあります。
三密を避けるためには、子ども同士の間隔をあけることが大切ですが、友だちが見える隊形で行うことで、より心地よい緊張感がつくられます。