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さまざまな運動のパフォーマンス向上につながる『走り方につながる動き』

さまざまな運動のパフォーマンス向上につながる『走り方につながる動き』


公開日
2025年5月12日
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走力はすべての運動の基礎になってきます。今回はあそびの中で走り方の基礎が身に付く指導法をご紹介します。

あそぶ人数
あそぶ人数
制限なし
使う時間
使う時間
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ねらい

走り方につながる動きとして足だけでなく上半身(体幹・腕)も意識しなければなりません。
また、足の動きだけでなく接地の仕方を感覚的に体験してもらい、腕でバランスをとっていることを認識してもらいます。

いろいろなスキップ

地面を蹴る動き、リズミカルな動き、腕と足の協調動作を体験できます。

【小さなスキップ・大きなスキップ・普通のスキップ】

さまざまな運動のパフォーマンス向上につながる『走り方につながる動き』(2-1)


【両足スキップ】

さまざまな運動のパフォーマンス向上につながる『走り方につながる動き』(2-2)

いろいろなジャンプ

地面からの反発力を効率的に使う動き、リズミカルな動きが前への推進力、足の回転力を高める動きにつながります。

【グーパージャンプ】
両足閉じ(グー)、両足開き(パー)の動きを繰り返す。慣れたら手で グーパーの動きも伴って、さまざまな動きに挑戦する。

さまざまな運動のパフォーマンス向上につながる『走り方につながる動き』(3-1)



【シザーズジャンプ】
その場から動かず、前に出す足を交互に入れ替える。

さまざまな運動のパフォーマンス向上につながる『走り方につながる動き』(3-2)



【左右ジャンプ】
その場から動かず、両足のみ左右にジャンプする。

さまざまな運動のパフォーマンス向上につながる『走り方につながる動き』(3-3)



【前後ジャンプ】
その場から動かず、両足のみ前後にジャンプする。

さまざまな運動のパフォーマンス向上につながる『走り方につながる動き』(3-4)

体幹・バランス

体幹・バランス系の遊びは、正しい走り姿勢の維持、瞬発力の向上にも効果が期待できます。

【ひよこ相撲】
背中側で手を組み、しゃがんだ状態で肩でぶつかり合い、相手 のバランスを崩す。

さまざまな運動のパフォーマンス向上につながる『走り方につながる動き』(4-1)



【手押し相撲】
向かい合って立ち、手のひらで押し合い、相手のバランスを崩す。

さまざまな運動のパフォーマンス向上につながる『走り方につながる動き』(4-2)




【ドリブルジャンプ】
前の人の両肩を持ち、ボールをドリブルするように地面側に押さえる。
肩を持たれた人は、地面に両足をつけた時の反発力を 生かして上にジャンプする。
この動きをリズミカルに繰り返す。

さまざまな運動のパフォーマンス向上につながる『走り方につながる動き』(4-3)



【けんけん相撲】
けんけんをしながら、手のひらで押し合って、相手のバランスを崩す。

さまざまな運動のパフォーマンス向上につながる『走り方につながる動き』(4-4)

こんな風に進めよう!

【こんな風に進めよう!①】
今回紹介した運動遊びは強度が高いため、子どもたちの様子を見守りながら、こまめに休憩をとりましょう。

【こんな風に進めよう!②】
日常生活では、ほとんど経験しない動きもたくさん行います。
そのためすぐに動きができない子どももたくさんいます。そんな場合は、動きをかみ砕いて伝えてみましょう。

【スキップの場合】
ケンケンを2回して足を入れかえる

【シザースジャンプの場合】
まずしっかりジャンプする


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