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ヒューマンサッカー(関所破りの変形)

ヒューマンサッカー(関所破りの変形)


公開日
2019年4月23日
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ジャンケン+勝ち抜き+繰り返しの楽しさを合わせたゲーム。知らず知らずのうちに走り回っている運動量のあるゲーム。具体的にみせて説明する。キーパーに勝つぞと意欲をもって実施することで楽しさを全体に伝える。

あそぶ人数
あそぶ人数
15人から
使う時間
使う時間
--

進め方

❶15人以上で2つの組に分かれます。
❷攻守を決めます。
❸守備側は図のような配置につきます。キーパーはレイを準備します。
❹攻撃側は一列にならび、スタートの合図を待ちます。
❺攻撃側は、キーパーからレイをいくつもらえるかに挑戦します。但し、各関所でジャンケンをして、ジャンケンに負けたら、スタートラインに戻って再度フォワードから挑戦します。
❻攻守交代をして、いくつレイをもらえたか競い合います。

ポイント

◎ルールの理解
◦負けたらスタートラインへ戻ることを徹底します。
◦守備側を配置につけて、支援者が攻撃の見本を見せると良いでしょう。
◦スタート位置はラインを引くなど明確に表示するとよいでしょう。
◎チームの協力体制づくり
◦監督を各チームで決めておき、タイムで時間を止め、ポジションの変更を行うこともゲームに変化がつきます。
◦作戦会議を設けるのも楽しい。
◦フォワード、ミッドフィルター、ディフェンダー、キーパーの役割分担をゲーム的に楽しく加えてメンバーが納得出来るように行います。
◎ゲームの演出
◦「天皇杯」や「ワールドカップ」「オリンピック」などイベントに便乗してチーム名を決めてもらったりすると盛り上がります。
◦ゲームの最後にMVP等の表彰があっても楽しい。
◦トーナメント戦や、サッカー同様11名を選出して楽しむ事もできます。
◎関所破りの変形
◦この遊びは、関所破りの変化で生まれたものです。関所破りは、グループの代表が一人ひとりジャンケンで勝負する展開ですが、このヒューマンサッカーは、グループメンバーが一斉にジャンケンの展開ができるところに良さがあります。ジャンケンの負けが目立つのではなく勝者が際立つという展開になります。この点が、このヒューマンサッカーの素晴らしさがあります。

参加者への配慮

○高齢者
 運動量が多いため高齢者向けにはスタート位置とフォワードの距離を短めにする。 
 高齢者や足腰の弱い人や守備のポジションを理解できない方には、椅子や座布団を準備して、ゾーンやポジショニングを設定し、分かり易くします。
○子ども
 審判チームをつくりキーパーの付近で点が入ったら「1点・2点…」と声で点数を知らせるのも楽しい。
 子どもは夢中になって身体を動かすので、時間は短くて何回か行うほうが良い(長すぎると体力が持たない)。
 負けたらスタートラインに戻り再度挑戦する態度をきちんと支援することが肝心です。
 なかなかジャンケンをしない守備側の子どもにジャンケンを促すことも大切です。
 キーパーに勝って1点を取っても、もっと得点を取ることに対して貪欲になるよう支援しましょう。
狭い場所では、ハイハイでもできますが、大きく体を動かすことで楽しみましょう。
 ジャンケンをする相手を変えて展開しようと呼びかけましょう。


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